2005年11月28日

ハロウィーン



ハロウィーンとは、「万聖節前夜(オール・ハロウズ・イヴ)」あるいは「万聖節先宵(オール・ハロウズ・イーヴン)」のことで、後者がちぢまってハロウィーンとなった。万聖節は、あらゆる聖人が等しく祝福を受けるキリスト教の祭日であり、暦の上では11月1日。したがって、ハロウィーンは10月31日の晩ということになる。この晩は、ありとあらゆる邪悪なものが徘徊すると考えられており、魔女や小鬼の扮装や、「お菓子をくれなきゃいたずらするぞ(トリック・オア・トリート)」の儀式の起源はここにある。

もっとも、これらは古代ケルト社会のお祭りがキリスト教化されたものらしい。11月1日はケルト民族の新年にあたるが、彼らにとって1日のはじまりは日没であり、10月31日の晩から新年が祝われた。人々は冬にそなえて収穫を終え、神々に感謝を捧げたのである。しかし、こうした神々もキリスト教から見れば悪魔にほかならない。ハロウィーンに登場する魔女や小鬼は、こうして生まれたのだ。

─(レイ・ブラッドベリ 『塵よりよみがえり』 訳者あとがきより)
posted by schazzie at 19:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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