2005年11月12日

マイクル・クライトン

1942年、イリノイ州シカゴ生まれ。ハーヴァード大学で人類学を専攻後、ハーヴァード・メディカル・スクールを卒業。在学中からミステリを書きはじめ、1968年に発表した『緊急の場合は』でアメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長篇賞を受賞し、69年の『アンドロメダ病原体』が世界的ベストセラーとなる。その後、『ジュラシック・パーク』『ディスクロージャー』など次々と話題作を世に送りだし、その著作のほとんどが映画化されている。また、人気TVドラマ『ER』の製作者としても知られている。
posted by schazzie at 01:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月14日

不思議な微生物、藻食べて植物に大変身 名は「ハテナ」

- asahi.com



光合成のもとを食べて植物に大変身――。緑藻の仲間を細胞内に取り込み、光合成能力を獲得する不思議な単細胞生物を、筑波大の岡本典子さんと井上勲教授が和歌山県と福岡県の砂浜で見つけた。「ハテナ」と名付けた。ハテナは、植物の祖先が太古に歩んだ進化の道筋を、再現しているとも考えられている。速報が14日発行の米科学誌サイエンスに掲載された。

ハテナは鞭毛(べんもう)虫の一種で、大きさは100分の3ミリ程度。無色のものは口のような捕食器官を持ち、特定の緑藻の仲間を細胞内に吸い込む。この藻は細胞内で共生、緑色になったハテナからは「口」が消え、光合成をするようになっているらしい。

緑色のハテナは、緑色と無色の二つの細胞に分裂して増え、共生する藻は緑色細胞にだけ受け継がれていた。もう一方の無色細胞にはやがて捕食器官ができて、藻を取り込むようになる、と考えられている。

一般の植物で光合成を担っている葉緑体は、太古には独立した藻類だったとの学説が有力。ハテナの発見は、植物の祖先が藻類を取り込んでいった様子をうかがわせるものだ。

《堀口健雄・北海道大学大学院理学研究科助教授(系統分類学)の話》葉緑体を持たない生物が藻類を細胞内に共生させ、コンブやワカメなどに進化していく初期段階の現象と考えられ、かつてもこうした生物が存在した可能性がある。共生藻を取り込んだか否かで細胞構造を柔軟に変化させるこうした生物がいるとは、だれも予想しなかった。画期的な発見だ。
posted by schazzie at 23:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ブラックホールが星を育てる 英独の研究者ら観測

- asahi.com


ブラックホールの周りで星が育まれる想像図(NASAのホームページから)


ブラックホールが星を育む――星の形成をめぐり、英独の研究者らが13日、こんな研究成果を発表した。われわれの銀河系の中心にある超巨大ブラックホール「いて座A」を米航空宇宙局(NASA)のチャンドラX線観測衛星で調べたところ、周辺で次々に星が生まれていることを裏付ける観測結果が得られたという。すべてをのみ込み破壊する場所という従来のブラックホール像が変わる可能性もある。

ブラックホールの周辺には巨大な星が存在する。これらの星がブラックホール周辺で生まれたのか、遠く離れた場所で生まれて吸い寄せられてきたのか、二つの説が天文学者を悩ませていた。

英レスター大のセルゲイ・ナヤクシン博士らは、チャンドラがとらえたブラックホールからのX線を解析。周辺には、可視光の観測で見つからなかった太陽程度の小さな星が約1万個あることがわかった。巨大な星が他の場所から吸い寄せられてきたとすれば、小さな星なら100万個程度は集まってきているはずだとされていた。このため、今回の数は、周辺で星が生まれるとする理論を裏付ける数だという。

ブラックホールの周辺には、膨大なガスが円盤状に集まっている。このガスの重力が、ブラックホールの強烈な重力と釣り合い、星が生まれやすい安定した環境が整っているらしい。

ナヤクシン博士は「驚くべきことに、ブラックホールが星の形成を手助けしている。星の構造も、これまで信じられていたより、粘り強いようだ」と話している。
posted by schazzie at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月29日

巨大な赤ちゃん銀河、NASA発見 銀河系の8倍の重さ

2005年09月29日03時09分
- asahi.com


ジャンボな赤ちゃん銀河が見つかった場所(左の写真の四角内)と、赤外線カメラがとらえた同銀河の画像(右の下2枚の写真の円内)=NASA提供


米航空宇宙局(NASA)は27日、われわれの銀河系より8倍も重い「大きな赤ちゃん銀河」を見つけたと発表した。ハッブル宇宙望遠鏡の近赤外線カメラとスピッツァー宇宙望遠鏡の赤外線カメラがとらえた。宇宙の始まりのビッグバンから8億年しかたっていない時期に、急速に成長したらしく、銀河形成の過程が一様でないことを示す観測結果だという。

この赤ちゃん銀河は、地球から最も遠い「ウルトラ・ディープ・フィールド」(超深宇宙)という場所で見つかった。ここには約1万個の銀河が集まっており、宇宙誕生(約137億年前)から間もないころの様子を、われわれに伝えている。

観測された赤外線の強度などから、この赤ちゃん銀河を形づくっている星の重さの合計は、誕生から100億年を超えると推定される現在のわれわれの銀河系の8倍もあることがわかった。

研究チームは「おそらく最初の数億年間で急速に成長したのだろう」とみている。

銀河は一般に、小さな銀河が徐々に集まり、巨大化していくと考えられてきた。今回の発見は、この定説を覆すものだという。
posted by schazzie at 19:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月17日

月クレーターなぜ誕生?

40億年前に小惑星が集中衝突
2005年09月17日02時58分
- asahi.com

月や火星などにある古いクレーターの多くは、約40億年前に起きた小惑星の集中的な衝突によって形成された――。こんな結論を国立天文台と米アリゾナ大の研究チームが導き出し、16日発行の米科学誌サイエンスに発表した。

約46億年前に誕生した太陽系では約40億年前ごろ、激しい天体の衝突が集中的に起きたと考えられている。その結果、地球や月、火星などに多くのクレーターができたが、衝突した天体が彗星(すいせい)か小惑星かは、はっきりしていなかった。

チームは月と火星、水星の計1万数千個のクレーターを調べ、直径から衝突した天体の大きさごとの割合を求めた。さらに、火星と木星の間に数多く存在する小惑星の大きさの割合を調べたところ、衝突した天体の大きさの割合とほぼ一致し、衝突した天体が小惑星だったと結論づけた。太陽系の形成過程の一端が解明された形だ。

研究に加わった伊藤孝士・国立天文台主任研究員によると、約40億年前の太陽系では何らかの要因で、木星と土星の軌道が変化したとみられる。伊藤さんは「巨大な木星や土星が動いたことで、惑星間の引力のバランスが崩れて小惑星の軌道も変わり、月や火星などに降り注いだのではないか」と話している。
posted by schazzie at 02:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月01日

ハリケーン

ハリケーン

熱帯地方で発生した低気圧が発達し、最大風速が32.7b以上になるとハリケーンとなる。インド洋ではサイクロン、北西太平洋では17.2b以上になると台風と呼ばれる。かつて、30万人の死者を出したサイクロンもある。米国を襲った大型ハリケーン「カトリーナ」の被害は、過去数十年で最悪とみられる。ハリケーンには、男女の名前が、台風には、星座や動植物の名前がつけられている。


海水温、パワーの源

米国に大きな被害をだしたハリケーン「カトリーナ」は、大西洋で発生した熱帯低気圧が発達しハリケーンになった。

北半球では、発生した場所によって呼び名が変わる。インド洋では「サイクロン」、北半球の東経180度の日付変更線より西の太平洋では、中心付近の最大風速が17.2メートル以上になると「台風」となる。

カトリーナは中心気圧が910ヘクトパスカル前後まで発達し、中心付近の最大風速は80メートル近くに達した。台風の強さでいうと、54メートル以上が「猛烈」な台風。60メートルで鉄塔が曲がるといわれる。

31日、沖縄県の与那国島を風速25メートル以上の暴風に巻き込んだ台風13号の中心気圧は、935ヘクトパスカル。「大型で非常に強い」とされるが、それでも中心付近の最大風速は45メートルだった。

カトリーナはなぜここまで勢力を強めたのか。気象庁によると、発生地域である大西洋の西インド諸島付近は、7月の海水温が29度で、いつもの年より1度近く高かった。ハリケーンや台風は、26度以上の暖かい海水温をエネルギーにして発達する。陸上にいくと勢力を弱めるが、フロリダ半島に上陸した後、再びメキシコ湾に抜けたため、勢いを取り戻した。

中心気圧の数字は低いほど勢力は強い。日本では1979年の台風20号が沖ノ鳥島に接近した時、870ヘクトパスカルまで下がった。陸上では、1977年の台風9号で、鹿児島県の沖永良部島で観測された907.3ヘクトパスカルが最低気圧になっている。最大瞬間風速は1966年の台風18号の時、沖縄県宮古島で85.3メートルを観測した。


温暖化進めば大型化

ベルギーのルーベンカトリック大学災害疫学研究所は、世界の風水害の被害をまとめている。それによると、1900年以降、ハリケーンがもたらした被害では、98年のホンジュラスの死者1万5千人が最悪だ。米国では、1900年に6千人が亡くなっている。

日本では、59年9月26日に上陸した伊勢湾台風で約5千人が死亡・不明となった。この災害をきっかけに、災害対策基本法ができ、現在の防災体勢が築かれた。避難勧告などが出されるようになり、被害は少なくなっている。それでも昨年の台風23号では98人が死亡・不明となった。高齢化や急傾斜地への住宅建設、林業の衰えによる土砂災害の発生など社会的原因が災害を増やしたとの見方がある。

さらに、気象庁研究所は気になる台風の予測を出している。

二酸化炭素の濃度が上昇し、海面温度が平均1.7度上がって温暖化が進んだ場合、今世紀末、台風やハリケーンは地球全体で約2割減るという。ところが、風速40メートルを超える台風は逆に増加すると予測した。

気象庁によると、カトリーナが発生した大西洋の海域は、95年以降、毎月の平均海水温が、平年より約0.5度高い状態が続いている。同庁は「温暖化が影響しているかどうかはわからない」という。

9月1日の防災の日は、立春から数えて210日目。稲の開花期にあたり、台風がよく来るころとして、昔から「二百十日」と呼ばれてきた。

日本では平年、台風の上陸がもっとも多い月で、ハリケーンもこの時期がもっとも発生しやすい。


名づけは男女交互

台風やハリケーンにはそれぞれ名前がついている。事前に名前が決められ、順番につけていく。カトリーナの次はリー、その次はマリアと、男女の名前が交互にある。

日本では戦後、52年まで米国がつけた「キャスリーン」など女性の名前を使っていた。その後、国内ではその年の発生番号に切り替えた。ただ、海外に向けては女性の名前で呼んでいたため、女性団体から苦情も出ていた。

日本、米国、中国など14カ国・地域でつくる台風委員会は2000年から、台風に新たな呼び名をつけるようにした。各国が出した動植物や自然現象の名前を順番につけている。台風13号はフィリピンが出した「タリム」(鋭い刃先)、14号は勧告が出した「ナービー」(ちょう)。今年の台風8号は日本が出した「ワシ」だった。日本は星座から選んでいる。気象庁は「自然にかかわりがあり、特定の企業や個人が思いつかないため」としている。

─大久保泰(朝日新聞)


posted by schazzie at 23:00| Comment(0) | TrackBack(2) | 科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。